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ウエルシア、膨大なSNSデータを収集・分析する「Brandwatch」を導入

ウエルシアホールディングス(HD)の看板
〔写真説明〕ウエルシアホールディングス(HD)の看板 (時事通信社)

 ウエルシアホールディングス(東京都)はブレインパッド(東京都)のソーシャルリスニングプラットフォーム「Brandwatch Consumer Research(ブランドウォッチ・コンシューマー・リサーチ、以下:Brandwatch)」を導入した。導入元のブレインパッドが8月9日に発表した。

 「Brandwatch」は、膨大なSNSデータを効率的かつ高精度に収集・分析し、SNS上のトレンドや消費者の意見を把握することで、ビジネスの意思決定を強力に支援するソーシャルリスニングプラットフォームだ。

 さらに「Brandwatch」は、2010年以降の1億件以上のサイトにアクセスでき、毎月150億件の投稿が追加されるため、1.7兆件以上のデータからキーワード検索が可能である。また、AI機能がこうしたビッグデータから、急増する投稿やセンチメントの変化を自動的に検出し、担当者に通知する。また、カスタムセグメントや細かなユーザー権限の設定、お客のプライバシーを守る匿名化設定により、柔軟で安全なデータ管理が可能となっている。

 ウエルシアでは、Brandwatchを導入する前では、csvファイルで日次まとめられた情報をモニタリングしていたためスピーディに情報を検知することが困難であったが、現在では組織横断でSNSデータの分析が可能になり、直観的にダッシュボードで可視化できるようになったという。今後は、分析結果を販売促進、商品開発、ブランディングに活用していく方針だ。