ウエルシアHD、介護事業の「東電パートナーズ」を完全子会社化
ウエルシアホールディングス(東京都)は7月5日、東京電力ホールディングス(東京都)との間で、東京電力ホールディングスの連結子会社である東電パートナーズ(東京都)の全株式を取得することに合意し、株式譲渡契約書を締結した。
同社グループは、「お客様の豊かな社会生活と健康な暮らしを提供します」を企業理念とし、「調剤」、「カウンセリング」、「深夜営業」、及び「介護」を軸とした独自のビジネスモデル(ウエルシアモデル)による店舗づくりを進めている。
東電パートナーズは、20年近くにわたり介護事業を営んでおり、企業理念「高齢者の方が、慣れ親しんだ地域やご自宅で、安心して心豊かに、自分らしく暮らせる介護サービスを提供します。」は、ウエルシアホールディングスの企業理念に通底している。
今回の完全子会社化により、同社グループにおける介護事業のプラットフォームを首都圏(一都三県)市場で構築するとともに、ドラッグストア店舗(2024年9月にグループ入りする予定のウェルパークと合わせて約1,000店)と連携し、ウエルシアモデルの進化を目指す。
なお、これによるウエルシアホールディングスの業績及び財務状況に与える影響については、現時点で軽微であるとしている。