ウエルシア薬局(東京都)は、4月30日より埼玉県富士見市および富士見市社会福祉協議会と連携・協働し、高齢者等の買い物支援と交流・健康増進の機会を増やすため、移動販売車両「うえたん号」の運行を開始した。
同社はウエルシアグループ会社として2021年11月に策定した「サステナビリティ基本方針」に基づき、「だれひとり取り残さないまち」の実現に向けて、2022年5月に静岡県で初めて移動販売車「うえたん号」の運行を開始した。今回、富士見市での運行開始により全国で16自治体、計18台が稼働することとなる。
各自治体とは、高齢者を支える地域の支え合いの体制づくりに向け、ウエルシア薬局内で運営され店舗に設置されているコミュニティスペース「ウエルカフェ」の利用や、移動販売車両の巡回などを通じた「地域共生型」の連携を目指すために協力している。
「うえたん号」では、食品や生活日用品に加えて、化粧品や第一類医薬品を含む一般用医薬品を販売する。さらに、車両に搭載した大型モニターを通じて、店舗の薬剤師や管理栄養士とのオンライン健康相談、クレジット・キャッシュレス決済、Tポイント・WAONポイントの付与、公共料金の収納代行サービスなどの付加価値も提供する。