東北6県にドラッグストアを展開する薬王堂(岩手県)は4月25日、顧客の買い物体験の向上を目指し、購買行動分析プラットフォーム「薬王堂PBMA」の導入を開始した。
同社は、データサイエンスチームと長期的に連携し、購買情報(ID-POS)や販促情報だけでなく、売り場や在庫情報などを含めた過去の様々なデータを分析可能な状態に整え、これらのデータを1ヶ所に集約させることで「薬王堂PBMA」の基盤を構築した。
「薬王堂PBMA」は、過去のデータを遡って課題や仮設を可視化。効果検証までの期間を短縮させ、より効果的な施策の実施を実現させる。
また、薬王堂内部においても、日常的にデータに触れる機会が増えたことで、データでの考察やアクションが習慣化し、新たな人材開発として、外部のデータサイエンスチームと連携したインターンシップもスタートした。
「薬王堂PBMA」は順次サービスを開始し、今秋頃より本格稼働させるという。