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PLANT 第1四半期営業利益は前年の2倍超

 1月24日にPLANT(福井県)が発表した2024年9月期第1四半期決算(非連結2023年9月21日~12月20日)は、売上高が前年同期比4.0%増の239億4,800万円、営業利益は前年の2億6,000万円から大幅に増やして5億5,500万円となった。

 営業利益率3%以上の早期達成に向け、改装の実施、PB商品の開発強化、R-9(R=Revolution 人件費9億円削減)を推し進めた。

 改装の実施では、客数・売上増を図るため、既存店を改装してワクワク感のある売場づくりを実行。PB商品の開発強化では、価値ある商品を開発して目的来店性・粗利益率アップに努めた。また、R-9については、人手不足・労働単価上昇への対応として機械化などを推進。業務の合理化を促進した。

 売上総利益は7.3%増の55億5,100万円。売上総利益率は、PB商品の売上構成比増やロスコントロールによって、0.72ポイント改善して23.18%に高まった。販管費については、労働時間を約1%減らし、業績連動型賞与を採用。また、電気使用量が約3%減ったことで、1.7%増の49億9,600万円と若干の増加に止まり、営業利益を厚くした。

 通期の業績については、売上高で0.5%増の980億円、営業利益で14.7%増の18億円を予想している。