J.フロントリテイリング ブロックチェーン活用の「未来共栄プロジェクト」発足

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「未来共栄プロジェクト」のロゴ
(J.フロントリテイリンググループ ニュースリリースより)

 J.フロントリテイリンググループの博多大丸(福岡県)が展開する「九州探検隊」は12月18日、ブロックチェーン技術を利用したトークン発行型クラウドファンディングサービス「FiNANCiE」を提供するフィナンシェ(東京都)と連携し、「未来共栄プロジェクト」を開始した。

 第1弾企画として、宮崎県を拠点にキャビア製品事業を展開する「キャビア王国」がサポーターを募る。

 「未来共栄プロジェクト」は、九州エリア内の生産者・事業者が主導し、地域創生に注力するプロジェクト。今回の取り組みを通じ、サポーターがオーナー発行の「トークン(ポイントのようなもの)」を購入・保有することで、プロジェクトを支援することができる。さらに、トークン保有者はコミュニケーション・投票機能を通じてプロジェクトに参加できるほか、保有条件に応じた特典を受けることも可能だ。

 「九州探検隊」とは、博多大丸が立ち上げたプロジェクトで、九州 119 市を訪問し行政と協力して、九州中にあふれるまだ知られていない「ヒト・モノ・コト」を発掘し発信することで、九州全体の活性化を目指している。

 今回の取り組みは、同社とフィナンシェの資本業務提携による初の取り組みであり、今後はエリア拡大や他の事業での協業も視野に入れていくという。

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