【ヤオコー】1キロ商圏でシェア25%目指す、中期経営計画を公表
スーパーマーケット大手のヤオコーは5月14日、2021年3月期を最終年度とする中期経営計画を明らかにした。
半径1キロメートルの足元商圏でのシェア拡大を目指して青果部門を強化するほか、単品大量販売やメニュー提案などによって販売力をアップする。1キロ商圏でのシェアは25%を目標とする。
店舗運営においては、情報システムの刷新や総菜・生鮮加工センター、新物流センターの活用などによって店舗作業を15%削減、人時当たりの売上高を増やし、生産性を高める。
一方、19年から元日に加えて1月2日も定休日とし、そのほかにも年間1日の定休日を設けるなど、従業員の労働環境の改善を進める。
数値目標としては21年3月期連結決算で、売上高4550億円、経常利益180億円、店舗数192店舗の達成を掲げる。
同日発表した18年3月期連結業績は、営業収益が4149億円、経常利益は165億円だった。前期までは非連結決算だったため、前期との比較は公表していない。3月末時点での店舗数は168店舗だった。