ウエルシアHD、売上高でドラッグストア首位へ、CFS連結効果で
ドラッグストア大手のウエルシアホールディングス(HD)は10月15日、2016年2月期の連結売上高が5206億円になりそうだと発表した。9月1日付けで同じイオン傘下のドラッグストア、CFSコーポレーション(横浜市)を子会社化した効果で業績が拡大する。
前期は6ヵ月の変則決算だったため単純比較できないが、従来予想に比べると629億円の上振れとなり、業界トップのマツモトキヨシHD(16年3月期の売上高予想は5100億円)を超えそうだ。
連結営業利益は178億5000万円で、従来予想を21億5000万円上回る見通し。
ウエルシアHDの国内店舗数は8月末で1150店舗だが、これにCFSコーポの310店舗が加わる。
なお、同日発表した15年3~8月期の連結業績は、売上高が2309億円、営業利益が76億円だった。ウエルシアHDは3月1日付けでタキヤ(兵庫県尼崎市)とシミズ薬品(京都市)を子会社化したが、12月1日付けで中核事業会社のウエルシア薬局にタキヤを吸収合併させる予定。