千趣会、顧客情報流出の恐れ、子会社で不正アクセス
通販大手の千趣会(大阪市)は9月14日、子会社運営しているインターネット通販サイトのサーバーに第三者から不正アクセスがあり、顧客のクレジットカード情報を含む個人情報が流出した恐れがあると発表した。
不正アクセスを受けたのはベルネージュダイレクトが運営している「ベビパラハッピーギフト」「Pre-moギフト」「TOMATOMAギフト」「ベビパラギフト」の4サイトで、計2万1994人の会員がいる。ギフトの送付先として11万564件の氏名、住所、電話番号が登録されており、流出の可能性がある個人情報は合計13万人余りに達する。
4サイトは9月3日に利用を停止した。15日以降、対象顧客には順次メールと郵送で知らせる。千趣会では「今後はセキュリティの強化をグループを挙げて取り組み、信頼の回復に努めてまいります」としている。