ウエルシアHD、ドラッグストアの「ふく薬品」を子会社化 沖縄に初進出
ウエルシアホールディングス(HD)は7月22日、沖縄県でドラッグストアを展開する「ふく薬品」(那覇市)を子会社化すると発表した。ウエルシアグループとしては、初の沖縄進出となる。
ふく薬品は1978年創業で、ドラッグストア17店舗、調剤薬局7店舗、コンビニエンスストア1店舗(いずれも2022年3月末時点)を運営する。調剤薬局子会社を含む22年3月期の売上高は69億円、営業利益は約1億円だった。
ウエルシアHDは12月1日付けで、ふく薬品の株式の52.58%を取得する。取得額は明らかにしていない。
ウエルシアHDの傘下には、中核会社のウエルシア薬局(東京都)のほか、シミズ薬品(京都市)、コクミン(大阪市)、よどや(高知市)、ププレひまわり(広島県福山市)などの子会社があり、グループで2493店舗(5月末時点)を展開している。