ドラッグストア大手のウエルシアホールディングス（HD、東京都千代田区）の2016年２月期決算は売上高が4577億円に一気に拡大する見通しだ。イオングループ内のドラッグストア事業再編で、同社は３月１日付でタキヤ（兵庫県尼崎市）とシミズ薬品（京都市）を子会社化、９月１日にはCFSコーポレーションも子会社化する予定で、売上高が急増する。
ドラッグストア大手の連結売上高予想は、マツモトキヨシホールディングスが4953億円（15年３月期）、サンドラッグが4450億円（同）、ツルハホールディングスが4410億円（15年５月期）となっており、ウエルシアHDはこの大手３社に肩を並べる。
なお、営業利益は15年２月期で157億円を見込んでいる。決算期変更に伴って前期は６ヵ月の変則決算だったため、前期との比較はできない。