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Jフロント3~5月期は19%の営業増益、百貨店事業は2%増収

 J.フロントリテイリングが発表した2014年3~5月期の連結業績は、営業利益が前年同期比18.7%増の104億円だった。

 中核事業会社である大丸松坂屋の消費増税前後の売上高は、3月が前年同月比33.9%増、4月が19.0%減、5月が11.2%減となり、3~5月期累計では1.9%の増収を維持。増税前の駆け込み需要が増税後の落ち込みを上回った。

 パルコ事業も増収増益を維持し、連結売上高は3.6%増の2853億円となった。ただ、前年はピーコックストア(現イオンマーケット)の株式売却益約185億円を特別利益に計上していたため、純利益は72.9%減の49億円だった。

 15年2月期通期では売上高が2.2%増の1兆1720億円、営業利益は2.8%増の430億円を見込む。