【マクドナルド】 ハンバーガーを100円に値下げ、4月から
日本マクドナルドは4月1日からの消費税率引き上げに伴い、大半の商品の価格に増税分を上乗せする一方、代表的な商品については値下げを実施して割安感を打ち出す。
「ハンバーガー」は現状の120円を100円に、「チーズバーガー」は150円を133円に引き下げる。また、「プレミアムローストコーヒーSサイズ」「チキンクリスプ」「ホットアップルパイ」など6種類ある「¥100マック商品」については増税後も税込100円に据え置き、実質的に値下げする。
競合他社ではモスフードサービスが4月1日から「モスバーガー」の主力商品のハンバーガー類やドリンク類のほとんどで価格を10円引き上げるほか、ドトール・日レスホールディングスの「ドトールコーヒーショップ」も主な商品の価格を20円引き上げるなど値上げの動きが目立つが、マクドナルドは2013年5月に一部商品の値上げを実施して以降、既存店の客数が10ヵ月連続で前年割れとなるなど低迷しており、代表的商品の値下げで巻き返しを図る。