【セリア】 河合映治常務が社長昇格、創業社長は退任へ
100円ショップ大手のセリア(岐阜県大垣市)は3月18日、河合映治常務(46歳)が社長に昇格する人事を決めた。6月24日開催予定の株主総会後に正式就任する。
同氏は1990年同志社大学を卒業後、大垣共立銀行に入行、2003年5月にセリアに移り、同年6月から常務取締役を務める。
創業者の河合宏光社長(68歳)は退任する。河合現社長は「POSデータ分析システムを中核とした当社独自のビジネスモデルが軌道にのったことを確信し、今後のさらなる飛躍を期待して、後進に道を譲ることにした」とのコメントを発表した。
同社は直営店を中心に1100店舗余りの100円ショップを全国展開、2013年4月から14年2月までの既存店売上高は累計で前年同期比2.9%増と好調に推移しており、14年3月期の業績は売上高が前期比8.9%増の1070億円、営業利益が11.9%増の93億円といずれも過去最高の更新を見込んでいる。