【SC売上高】 1月の既存店は0.4%の増収、2ヵ月ぶりにプラス
日本ショッピングセンター協会が発表した1月の国内ショッピングセンター(SC)の既存店売上高は前年同月比0.4%増となり、2ヵ月ぶりにプラスに転じた。
年始の初売りや福袋の売上げが好調だったほか、バーゲン期間終了後の春物衣料の動きもよかった。消費増税前の駆け込み需要でインテリアや家電などで単価の高い商品が売上げを伸ばした。
地域別では、訪日外国人旅行客の増加などで北海道(3.6%増)が引き続き好調、関東(1.9%増)や四国(1.4%増)も前月に続いて健闘した。一方、新規SC増加で客の分散傾向が見られる近畿は1.9%減と既存SCの低迷が続く。