【コンビニ売上高】 13年の売上高は4.0%増の9兆3860億円、既存店はマイナス
日本フランチャイズチェーン協会がまとめた主要コンビニエンスストア10社の2013年の売上高は前年比4.0%増の9兆3860億円だった。
セブンーイレブン・ジャパンとファミリーマートが共に過去最多の出店を計画するなど、大手チェーンが出店攻勢をかけたこともあり、2月を除いて各月とも前年実績を上回った。12月末現在での店舗数は4万9323店舗と前年比5.2%増、5万店舗超えが目前に迫った。
一方、新店が増えた影響などから既存店ベースでの売上高は1.1%のマイナスと2年連続で前年割れとなった。たばこ・雑誌購入者の減少も響いた。既存店ベースの客数は1.0%減、客単価も0.2%減と前年実績を下回った。ただ、コーヒーなどのカウンター商材が好調で、年後半は客数が回復基調にあった。