【全国百貨店】 10月の既存店売上高は0.6%の微減、3ヵ月ぶりのマイナス

2013/11/21 00:00
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 日本百貨店協会が発表した10月の全国百貨店の売上高は既存店ベースで前年同月比0.6%減と3ヵ月ぶりのマイナスとなった。

 

 10月は中旬過ぎまで全国的に高い気温で推移したため秋冬物衣料の販売が低迷、台風が相次いで上陸あるいは接近したこともあって客数に響いた。

 

 商品別では主力の衣料品が4.2%減と振るわなかったが、美術・宝飾・貴金属は19.7%増、海外高級ブランドのバッグなどを含む身のまわり品も1.6%増と高額商材は増勢を維持した。

 

 10大都市では、東京が1.2%増、名古屋が2.0%増、大阪が5.7%増と大型店の改装効果もあって3大都市が堅調、札幌も0.5%のプラスだったが、その他の都市はいずれもマイナスだった。

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