【吉野家HD】 カンボジアで1号店オープン、現地企業がフランチャイズで
吉野家ホールディングスは11月6日、カンボジアに牛丼「吉野家」の1号店を出店した。子会社の吉野家インターナショナルが現地の外食事業者とフランチャイズ(FC)契約を結び、観光地シェムリアップにFC店舗を出した。
メニューは日本の牛丼にあたる「ビーフボウル」が4米ドル、「チキンボウル」と「カレー」が3.5米ドルなど。カンボジアでは今後5年以内に5店舗を出店する計画だ。
吉野家の海外店舗は米国、中国、インドネシアなどに次いで9ヵ国・地域目となる。東南アジアでは日本食の人気が高まっており、日本の外食産業の進出が活発になっているが、所得水準の低いカンボジアにはまだ日本食レストランは少ない。
小売業ではイオンが2014年上旬にも開業する予定で、現在、プノンペンにおいてショッピングセンターの建設を進めている。