【ヤオコー】 4~9月期は減益予想から一転、1.2%の営業増益に
ヤオコーが発表した2013年4~9月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前年同期比7.3%増の1317億円、営業利益が1.2%増の63億円と増収増益だった。従来予想では7.5%の営業減益を見込んでいたが、0.5%減と予想していた既存店売上高が1.0%増と好調に推移したことから増収増益を達成した。
同社は今期、過去最高の10店舗の新規出店を計画しており、出店費用負担から4?6月期では営業減益となっていたが、夏場の電気使用量の抑制や生産性向上による人件費の伸び抑制などで利益を確保した。
ただ、下期に改装店舗の積み増しや節電のためのLED照明導入などを行うことから、14年3月期の通期業績は従来予想を据え置き、営業収益は7.3%増の2659億円、営業利益は3.8%増の114億円とした。下期は6店舗を出店(3店舗は10月以降に出店済み)する。