【コンビニ売上高】 8月の既存店売上高は1.4%減、2ヵ月連続マイナス

2013/09/25 00:00
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 日本フランチャイズチェーン協会がまとめた主要コンビニエンスストア10社の8月の売上高は、既存店ベースで前年同月比1.4%減と2ヵ月連続のマイナスだった。中旬までは全国的に猛暑が続いたが、下旬からの日本海側を中心とした天候不順が客足に響いた。

 

 前月に14ヵ月ぶりのプラスとなった既存店ベースの客数は1.3%減と再びマイナスに転じた。雑誌・タバコ購入客の減少も引き続き影響している。客単価は0.1%減で2ヵ月連続の前年割れだった。

 

 一方、新店を含む全店ベースでの売上高は4.0%増だった。店舗数が5.7%増となったことが主因だが、この店舗数の増加が既存店を苦しめている。

 

 商品部門別の全店売上高は、入れ立てコーヒーなどカウンターフードの好調などから日配食品が7.8%増となったが、加工食品は2.2%増と店舗数の伸びを下回り、非食品はタバコの不調などで0.4%のマイナスだった。

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