【ヤオコー】 4~6月期は10%の営業減益、出店関連費用膨らむ
食品スーパー大手のヤオコー(埼玉県川越市)が発表した2013年4~6月期の連結業績は売上高に当たる営業収益が前年同期比5.4%増の638億円、営業利益が10.0%減の29億円と増収減益だった。
既存店売上高は4月が前年同月比1.2%減だったものの、5月は0.5%増、6月は2.3%増と盛り返した。ただ、今期は前期の2倍に当たる10店舗という過去最高の新規出店を計画しており、出店に伴う関連費用が膨らんで減益となった。
期中には川越的場店に続く大型旗艦店となる東大和店(東京都東大和市、店舗面積約2700平方メートル)など2店舗を開設した。
14年3月期通期の業績見通しは従来と変わらず、営業収益が7.3%増の2659億円、営業利益が3.8%増の114億円を見込む。