セレクトショップ大手のユナイテッドアローズは5月29日、次期商品管理システムの構築に着手したと発表した。2014年からの段階的な稼働を目指す。
同社は基幹業務システムの改革を進める計画で、次期商品管理システムの構築はその一貫。システムの開発・保守・運用はアクセンチュアが一括して請け負う。保守・運用を含めて複数年契約とすることで初期投資を減らし、コストを平準化する。
次期商品管理システムはマイクロソフトの統合業務ソフト(ERP)「マイクロソフト ダイナミクス AX 2012」をベースに構築する。
ユナイテッドアローズは2014年3月期に3期連続で営業最高益を見込むなど業績は好調。今期はグループ全体で前期より8店舗多い49店舗の出店を計画するなど店舗網も急速に広がっており、情報システムの抜本的な見直しが必要になっていた。