【KDDIなど】 アウトレットモールで「O2O」の実証実験、クーポン配布
KDDIと大日本印刷、三井物産は5月13日、東急モールズデベロップメントが運営するアウトレットモール「グランベリーモール」(東京都町田市)でスマートフォン(高機能携帯電話)や電子クーポンを使って店舗への集客を図るO2O(オンライン・ツー・オフライン)の実証実験を始めた。
利用客は商品情報用と電子クーポン用の2つアプリ(応用ソフト)をスマートフォンにダウンロードしておくと、店舗から商品情報が届き、モール内に入ると店舗の場所が画面に表示されたり、クーポンやお買い得情報が配信されたりする。
モールや店舗への来店情報やクーポン利用履歴に基づいて客の行動を分析し、効果的な集客に役立てる。
大手小売業ではローソンがソーシャルメディアや無料通話・メールアプリ「LINE」を活用した販促企画を組むなど、O2Oで集客増を図る動きが徐々に広がってきている。