【生活創庫】 資金ショートで経営行き詰まり、リサイクルショップ運営

2013/05/10 00:00
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 東京商工リサーチによれば、リサイクルショップ運営の生活創庫(浜松市)は5月1日、2度目の資金ショートを起こし、経営の行き詰まりが表面化した。負債総額は15億円が見込まれる。

 

 1988年創業で、生活雑貨や家電製品、家具、骨董品などのリサイクル販売を主力に事業を拡大、リサイクルショップとしては全国初のフランチャイズチェーン展開に乗り出し注目された。社長はテレビ番組「マネーの虎」に出演するなど、全国的にも有名だった。

 

 ピークの2009年8月期には年商約27億円を上げたが、同業者との競合から不採算店が目立ち始めたことで、12年8月期には約10億円にまで落ち込んでいた。

 

 これまでの出店費用に加え、09年1月には総額約5億円を投じて本社を移転したことで負債が膨らみ、資金繰りが急速に悪化していた。

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