【マクドナルド】 売上げ急落で営業利益は半減、1~3月期
日本マクドナルドホールディングスが発表した2013年1~3月期の連結業績は、売上高が前年同期比14.6%減の659億円、営業利益が53.3%減の33億円と減収減益だった。
値下げプロモーションを減らした影響で売上高が急落した。また、競争力の落ちた小型店を中心に110店舗の「戦略的閉店」を実施する計画で、1~3月に28店舗を閉鎖したことも売上げ減につながった。既存店売上高は10.9%の減少、フランチャイズ店舗を含むチェーン全店売上高は9.2%減の1263億円だった。
こうした売上げの急落と円安による原材料コストの上昇が重なって、営業利益は半減した。13年12月期通期では売上高が8.6%減の2695億円、営業利益が1.7%増の252億円と減収増益を予想している。
なお、同社が発表した4月の既存店売上高は前年同月比3.7%減で、13ヵ月連続のマイナスだった。