【コンビニ売上高】 3月の既存店は0.4%減、10ヵ月連続のマイナス

2013/04/24 00:00
Pocket

 日本フランチャイズチェーン協会がまとめた主要コンビニエンスストア10社の3月の売上高は既存店ベースで前年同月比0.4%減の7003億円だった。

 

 既存店の前年実績割れはこれで10ヵ月連続となった。タバコ購入者の減少などにより客数が0.3%減った。北日本を除き平均気温が高く、調理麺やソフトドリンクなどの季節商材が好調に推移したものの、客単価も0.03%減とわずかながら前年実績に届かなかった。

 

 一方、新店を含む全店ベースの売上高は5.1%増と2ヵ月ぶりのプラスだった。大手を中心とした積極的な出店で店舗数が6.0%増えたことが大きかった。

 

 商品別の売上高(全店ベース)は、弁当・総菜を含む日配食品が7.5%増、菓子や飲料などの加工食品が5.3%増、非食品は1.5%増、チケットなどのサービスは12.7%増と全部門でプラスとなった。

© 2024 by Diamond Retail Media

興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

ジャンル
業態