【ヤオコー】 営業利益は3.6%増の100億円、12年4~12月期
食品スーパー大手のヤオコー(埼玉県川越市)が発表した2012年4~12月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前年同期比4.5%増の1873億円、営業利益は3.6%増の100億円だった。
昨年1月の会員カードの導入が買上点数の増加に寄与、会員数は12月末時点で126万人を超えた。また、EDLP(常時低価格)政策の推進によって価格競争力が高まり、客数増などにつながった。既存店売上高は7月が0.5%減となったほかはすべての月で前年比プラスを維持した。
また、店舗照明をLED(発光ダイオード)化するなど省エネ対策が経費削減につながった。
13年3月期通期の業績見通しは営業収益が4.5%増の2480億円、営業利益が2.0%増の110億円、純利益が11.4%増の60億円と従来予想通り。