ユナイテッドアローズ、13年3月期の通期業績予想を上方修正、夏場の売上げ好調
アパレル専門店大手のユナイテッドアローズは9月28日、2012年3月期通期の連結業績予想を上方修正した。売上高は前期比10.4%増の1126億円、営業利益は18.1%増の120億円になりそうだ。それぞれ従来予想を11億強、9億円上回る。
セールの開始時期が7月にずれ込んだことや8月の猛暑の影響で、夏場の売上げが好調に推移した。既存店売上高は7月が前年同月比7.7%増、8月が2.1%増だった。
人件費などの固定費が想定を下回っていることも増益要因となった。上期(4~9月)の業績が計画を上回ったことから、下期においては新規出店を増やし、そのぶんの売上高が上積みされる。
なお、上期の連結業績は売上高が11.0%増の503億円、営業利益が11.3%増の45億円となったようだ。