【ライフコーポ】ヤオコーと業務提携を検討、商品・資材の共同調達など

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 食品スーパー大手のライフコーポレーションとヤオコーは5月15日、業務提携の検討に関する覚書を結んだ。

 プライベートブランド(PB)商品の共同開発や店舗の床材など資材の共同調達、プロセス(生鮮加工)センターの相互活用など具体的な提携内容について今後協議する。

 食品スーパー業界では昨年、イオンがマルナカ(高松市)と山陽マルナカ(岡山市)の両社を買収したほか、アークス(札幌市)とユニバース(青森県八戸市)が経営統合、また、今年はアークスとジョイス(盛岡市)が経営統合を予定するなど再編の動きが加速している。

 ただ、ライフとヤオコーはこうした再編の動きからは一線を画し、現時点では資本提携は検討しないことで両社が合意しているという。当面は両社の独自性を維持しながら、スケールメリットを追求、経営の効率化を図っていく方針だ。

 ライフは首都圏と近畿圏で227店舗を展開、売上高に当たる営業収益は5031億円(2012年2月期)で食品スーパーでは首位。一方、ヤオコーは埼玉県を地盤に118店舗を運営しており、営業収益は2373億円(12年3月期)となっている。 

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