食品スーパー大手のヤオコー(埼玉県川越市)が発表した2012年4~12月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前年同期比8.5%増の1792億円、営業利益が28.3%増の97億円だった。既存店売上高は9月の1.8%減を除いて毎月、前年比をクリア、6店舗の新設効果もあって売上高が伸びた。電力抑制対策による電気代の削減などが進んだことで、営業利益は3割近い増益となった。
12年3月期通期では営業利益は105億円(9.3%増)と過去最高益の達成を予想しているが、すでに達成率は90%を超えており、これを上回る可能性もある。
なお、同社は常務取締役経営改革推進本部副本部長兼営業統括本部副本部長の川野澄人氏が2月21日付で代表取締役副社長に昇格する人事も併せて発表した。