【スーパー売上高】8月の既存店は1.1%減、猛暑効果及ばず
日本チェーンストア協会がまとめた会員企業62社の8月の売上高は既存店ベースで前年同月比1.1%減と21ヵ月連続のマイナスだった。
今年上半期(1~6月)の既存店売上高は4.3%のマイナスだったが、7月は1.2%減、8月は1.1%減と猛暑効果でマイナス幅が縮まった。
7月に続いて8月も飲料やアイスクリーム、麺類、ビール類などがよく売れたが、日用雑貨などの動きが鈍く、前年実績を上回るまでには至らなかった。
商品部門別では、食品が0.8%減、衣料品が0.6%減と比較的健闘したが、住関連商品が2.3%落ち込んだ。
なお、売場面積は約2293万平方メートルで前年同月比1.0%減、店舗数は7853店で316店舗減、全店ベースの売上高は約1兆404億円で3.5%減だった。