【三井不動産】9ヵ所目のアウトレットモール、北海道北広島市に来春
三井不動産は同社にとって9ヵ所目のアウトレットモールとなる「三井アウトレットパーク札幌北広島(仮称)」を2010年春、北海道北広島市にオープンする。出店立地は札幌市中心部と新千歳空港の中間に位置し、道央自動車道「北広島インターチェンジ」に近く、周辺には「札幌ドーム」や「羊ヶ丘展望台」といった観光スポットもある。
敷地面積は約5万3000平方メートル、店舗面積は約2万3000平方メートルで、婦人・紳士衣料、アウトドア用品、ファッション雑貨など国内外の有力ブランド約120店舗がテナントとして出店する予定。
1995年に大阪市鶴見区にアウトレットモール1号店をオープンした三井不動産は、昨年、埼玉県入間市と仙台市の2ヵ所で新設したほか、今年3月には「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」(神戸市)の第2期拡張オープンを実施。10年夏には滋賀県内への出店も計画するなど、百貨店の衣料・雑貨販売の不振が深刻化するなかで、消費者の支持が高まっているアウトレットモール開発を強化している。