【米ウォルマート】営業利益は7.4%増、国内既存店はマイナス基調、第2四半期

2010/08/18 17:32
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 米ウォルマート・ストアーズが発表した2011年1月期第2四半期累計(10年2~7月)の業績は、売上高が前年同期比4.4%増の2021億ドル(約17兆3800億円)、営業利益が7.4%増の119億ドル(約1兆230億円)だった。

 

 全体の3分の2を占める国内ウォルマート事業の売上高は0.6%の微増にとどまったが、販売管理費の伸びを抑え、増益を確保した。国内ウォルマート事業の既存店売上高は5四半期続けてマイナス成長となっており、第2四半期累計では1.6%の減収(前年同期は1.0%の増収)だった。国際事業の売上高は15.9%増と好調で、メキシコやブラジル、中国など新興国での事業が全体の売上を牽引した。

 

 事業別の営業利益は、国内ウォルマート事業が2.6%増の94億ドル、国際事業が21.8%増の23億ドル、会員制卸のサムズクラブ事業が5.8%増の8億ドルだった。

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