イオン系のドラッグストア大手グローウェルホールディングス（東京都千代田区）が発表した2010年９～12月期の連結業績は、同年３月に子会社化した同業のイレブン（大阪府堺市）の連結効果もあって売上高は前年同期比17.8％増の638億円と２ケタの増収だった。
また、主力事業会社のウエルシア関東の既存店売上高が９月が前年同月比3.4％増、10月が0.7％増、11月が4.0％増と好調に推移したことなどから営業利益は28.9％増の19億円に伸びた。ウエルシア関東の既存店売上高は12月も3.2％の増収で、10ヵ月連続でのプラスとなっている。
店舗についてはウエルシア関東が７店舗、高田薬局が５店舗、寺島薬局が４店舗を新設するなどしてグループで19店舗を開業（７店舗を閉鎖）、総店舗数は672店舗となった。
11年８月期の業績は従来予想通り、売上高2665億円（前期比11.6％増）、営業利益88億円（14.7％増）を見込んでいる。