【外食売上高】2010年は全店ベースで0.5%増、2年ぶりのプラス

2011/01/26 16:38
Pocket

 日本フードサービス協会のまとめによれば、2010年の外食売上高(全店ベース)は前年比0.5%増と2年ぶりに前年実績を上回った。客単価は2.1%のマイナスだったが、客数が2.6%増えた。

 

 09年は世界金融危機の影響などで1.5%減と6年ぶりのマイナスとなっていたが、ハンバーガーチェーンの好調などでプラス成長に戻した。

 

 業態別ではファーストフードが2.1%増と堅調で、全体の売上げを牽引した。その他はファミリーレストランが0.7%減、パブ・居酒屋が2.8%減、ディナーレストランが1.3%減、喫茶が0.2%減などいずれも前年を下回っており、外食産業全体としては厳しい1年だった。

 

 同時に発表された10年12月の月次売上高は前年同月比1.9%増で、6ヵ月連続のプラス。パブ・居酒屋が前年並みだったほかは全業態で売上高が増えており、回復傾向がみられる。

© 2024 by Diamond Retail Media

興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

ジャンル
業態