【三井物産】中国最大級の食品産業グループ、光明食品と業務提携
三井物産は９月８日、中国で最大級の総合食品産業グループ、光明食品（上海市）と業務提携を結んだ。光明食品は上海市政府傘下の食品関連企業群が統合して2006年に設立され、米・酪農・豚肉・野菜などの生産、砂糖・紹興酒・乳製品・缶詰などの食品加工、卸売業、物流業のほか、食品デパート（第一食品）、スーパーマーケット（農工商超市）、コンビニエンスストア（好徳、可的、光明便利）などの小売事業を手がける。2009年12月期の売上高は520億元（約6600億円）となっている。
提携の柱は製糖業、流通業などにおける相互協力と共同事業化の検討、海外における乳製品加工事業の取り組みなど。両社は今後、人材交流を図りつつ、共同のワーキングチームを設置して具体的な提携内容を詰めていく。