ウエルシア関東などを傘下に持つイオン系ドラッグストア大手のグローウェルホールディングスは、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が運営する共通ポイント「Tポイント」を導入することを決めた。
TポイントはCCC傘下の「TSUTAYA」やファミリーマート、ドトールコーヒーなどでポイントを貯めたり、貯めたポイントを買い物に利用したりできる企業横断型のポイントプログラム。ドラッグストアでは今年に入って、九州が地盤のドラッグイレブン(福岡県大野城市)と四国が地盤の大屋(店舗名「mac」、愛媛県西条市)が導入しており、グローウェルが3社目となる。
Tポイントの提携企業数は78社、会員数は約3800万人となっているが、共通ポイントとしては後発の「Ponta」がローソンなどを軸に会員数を急増させている。このため、CCCではポイントカードの利用率が高いドラッグストアや食品スーパーで提携先の開拓に力を注いでいる。