【スターバックス】コーヒー豆価格上昇で最小サイズを10~20円値上げ
コーヒーショップチェーン大手のスターバックスコーヒージャパンは2月15日から店頭で販売しているコーヒーやカフェラテなど一部商品の少量サイズを値上げする。コーヒー豆の国際相場上昇に対応したもの。
一方で、同一商品の大容量サイズについては値下げし、商品サイズ間の価格差を縮めることで高単価商品の購買を促す。
「ドリップコーヒー」の最小サイズ「ショート」は10円値上げして300円に、「ラテ」のショートは20円値上げして340円とする。最大サイズ「ベンティ」についてはドリップコーヒーで20円、ラテで10円安くする。
コーヒー産地の天候不良や投機的資金の動きが重なって、昨年夏以来、コーヒー相場は上昇が続いている。主なコーヒーショップチェーンで値上げに踏み切るのは、昨年夏以降ではスターバックスが初めて。今後は競合他社が追随するかどうかが注目される。