【米スターバックス】既存店が4%増収で大幅増益、回復基調が鮮明に

2010/01/22 17:34
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 米コーヒーショップチェーン大手のスターバックスが発表した2009年10~12月期の業績は、既存店ベースの売上高と客単価がそれぞれ前年同期比4%増とほぼ3年ぶりのプラス成長に転じ、営業利益は約2倍の3億5260万ドル(約328億円)に伸びた。08年10~12月期の既存店成長率がマイナス10%だったことを考えると、V字回復と言っていいほどの急伸ぶりだ。一方、不採算店の閉鎖を進めているため売上高は1.5%の微増にとどまり、17億8830万ドル(約1663億円)だった。

 

 会長兼CEO(最高経営責任者)のハワード・シュルツ氏は「我々は利益成長軌道に回帰した」と好業績に自信を深めた様子。海外店舗の既存店売上高も4%増(前年同期は3%減)と好調だった。

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