ウエルシア関東、富山のドラッグフジイと資本・業務提携、35%出資
イオン系のドラッグストア大手グローウェルホールディングス傘下のウエルシア関東(さいたま市)は、富山県が地盤のドラッグフジイ(富山県高岡市)と資本・業務提携する。ウエルシア関東が3月末までに議決権ベースで35%の株式を取得する。
ドラッグフジイは富山県を中心に42店舗(8月末現在)を展開しており、10年8月期の売上高は126億円。両社は北陸地方での物流を一本化するほか、商品の共同仕入れや相互供給を行う。
ウエルシア関東は近年、茨城県の寺島薬局、山梨県のナカヤ、群馬県のナガタ薬局など同業他社を買収・経営統合することで積極的な業容拡大を図っている。同社の10年8月期の売上高は1277億円、店舗数は368店となっている。