【青山商事】米大手カジュアル衣料専門店をFC展開、12年春1号店
紳士服専門店大手の青山商事は米カジュアル衣料専門店大手のアメリカン・イーグル・アウトフィッターズ社とフランチャイズ(FC)契約を結び、日本での店舗展開を始める。東京都渋谷区で東急不動産が建設中の商業施設「表参道プロジェクト(仮称)」に2012年春、1号店となる旗艦店を出店する。
青山商事は12月21日、住金物産との合弁で新会社イーグルリテイリング(東京都渋谷区)を設立。新会社がアメリカン・イーグル社とカジュアル衣料「アメリカン・イーグル・アウトフィッターズ」および女性用下着・室内着「エアリー」の2ブランドに関して、日本でのFC展開の権利を取得する。
青山商事は、都内を中心に出店を拡大し、1号店オープンから5年後には売上高100億円を目指すとしている。
アメリカン・イーグル社の売上高は10年1月期で29億9000万ドル(約2690億円)。衣料品専門店としては世界10位で、北米で約1100店舗を展開。昨年、中東ドバイで初の海外進出を果たし、11年度には香港を含む中国、12年度にはイスラエルでの出店も予定している。