【スーパー売上高】7月の既存店は1.2%減、猛暑効果及ばず
日本チェーンストア協会がまとめた会員企業62社(7858店)の2010年7月の売上高は、既存店ベースで前年同月比1.2%減と20ヵ月連続のマイナスだった。月後半からは猛暑効果で飲料やアイスクリーム、機能性肌着や水着などがよく売れたが、前年実績を超えるまでには至らなかった。
商品部門別では食料品が0.5%の微減だったが、相場高もあって農産品が1.5%増、総菜も0.1%増と前年を上回った。前月に54ヵ月ぶりにプラスとなった衣料品は0.8%減と再びマイナスに転じた。住関品は医薬・化粧品が0.2%のプラスだったものの、日用雑貨や家具・インテリアが不調で全体では2.7%のマイナスとなった。
なお、売場面積は約2299万平方メートルで前年同月比0.7%減、店舗数は7858店で292店舗減、全店ベースの売上高は約1兆500億円で3.3%減だった。