【米7イレブン】ニューヨークで出店強化、5年で100店舗
セブン-イレブン・ジャパン子会社で米コンビニエンスストア最大手の7-イレブン・インクは、ニューヨーク都市圏での出店を強化する。とくにニューヨーク市の中心部マンハッタンでは今後5年間で100店舗の出店を視野に入れている。
マンハッタンでの店舗物件の開発、賃貸契約を円滑に進めるために、7-イレブンは地元の不動産業者Robert K. Futterman & Associatesと独占契約を結んだ。7-イレブンの一般的な店舗開発は、同社が物件の契約と店舗改装投資などを行った後、フランチャイズオーナーに譲り渡すケースが多い。マンハッタンには個人経営の食料品店なども多いことから、同社がビジネス・コンバージョン・プログラムと呼ぶ、他業種からコンビニへの転業による店舗開発にも力を入れる。
米コンビニ業界は不況やガソリン高の影響で店舗数が減少する傾向にあるが、7-イレブンは積極的な出店政策を掲げており、今後数年間は年200店舗前後の新規出店を継続する方針だ。