【1月業績】
全国百貨店は2カ月ぶりプラス。高額品が好調

2013/03/07 00:00
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 小売業の業績回復の兆しが見えにくいなかで、高額品の売上が好調だ。

 

 全国スーパーの1月の売上高は、既存店ベースで前年同月比4.7%のマイナスだった。既存店の前年割れは11ヵ月連続。(出典・日本チェーンストア協会) 同様に全国食品スーパーは1.7%減となり11カ月連続のマイナス。(出典・日本スーパーマーケット協会など3団体)主要コンビニエンスストア10社は0.9%減で、こちらも8ヵ月連続の減少となった。(出典・日本フランチャイズチェーン協会)

 

 一方、日本百貨店協会が発表した全国百貨店の1月の売上高は、既存店ベースでは0.2%増と2ヵ月ぶりのプラスとなった。特に、昨年末からの円安・株高による景気回復への期待感から輸入特選雑貨を含む身の回り品が3.6%増、高級時計など美術・宝飾・貴金属が6.8%増となるなど高額品が好調だった。(出典・日本百貨店協会)

 

 なお日本DIY協会によると、ホームセンター加盟40社の1月の売上高は既存店ベースで3.0%減となりの11カ月連続のマイナスだった。

 

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