【コメリ】4~12月、工具・建築資材好調で営業利益12.9%増
コメリの2019年3月期第3四半期(4~12月)の連結決算は、売上高が前年同期比で2.3%増の2643億円、営業利益が12.9%増の174億円と、2ケタ増の増益となった。
新商品の導入やEDLP政策を推進したことで、「工具・金物・作業用品」部門の売上高が6.4%増、「リフォーム資材・エクステリア用品」部門が9.7%増と好調に推移し、荒利益率も「工具・金物・作業用品」が44.0%と前年同期から0.7ポイント(pt)アップするなど、ホームセンター部門全体でも0.3ptアップの32.0%となった。
また、BPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)による店舗作業の種類と量の削減を進めたことで、ローコストオペレーションを実現し、販売管理比率が0.3pt改善されて27.7%となったことも、増益に寄与した。
2019年3月期通期の連結決算は売上高3580億円(4.7%増)、営業利益187億円(10.2%増)、経常利益188億円(10.0%増)、純利益117億円(7.3%増)を見込む。