【DCMHD】3~11月は増収増益、災害需要で
DCMホールディングスの2019年2月期第3四半期の業績は、売上高3431億円(前年同期比1.0%増)、営業利益184億円(5.9%増)の増収増益となった。
9~11月は天候にも恵まれ園芸用品・塗料等が好調に推移し、地震・風水害などにより復旧復興・防災用品等も好調に推移した。
増収となった部門は、ホームインプルーブメント部門とホームエレクトロニクス部門。ホームインプルーブメント部門では、DCMブランド商品において、売場展開を強化した電動工具が好調に推移したことから、売上高は693億円(3.6%増)となった。
ホームエレクトロニクス部門は、品揃えを強化し企画展開した冷房用品などの空調関連機器が好調に推移し、地震・台風による停電の影響もあり、電池、懐中電灯、カセットコンロ・ボンベ、石油ストーブ等が好調となり、売上高は281億円(3.8%増)だった。
通期は、売上高4541億円(2.4%増)、営業利益210億円(7.7%増)、経常利益202億円(8.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益118億円(4.3%増)を見込んでいる。