【ヤオコー】上半期の営業利益は7.9%増、最高益を更新
ヤオコーが発表した2019年3月期上半期(18年4~9月)の連結業績は、営業収益が前年同期比5.9%増の2158億円、営業利益が7.9%増の108億円と増収増益だった。営業利益は上半期として2期連続で最高益を更新した。
独自のプライベートブランド(PB)商品「イエス!ヤオコー」やライフコーポレーションとの共同開発PB「スターセレクト」の品揃えを充実させた効果などにより、既存店売上高が2.8%増加した。粗利益率も0.03ポイントとわずかながら改善した。店舗作業工程の見直しなどカイゼン活動を継続したほか、セルフレジ導入やアウトソーシング活用による業務効率化を重点的に行い、販売管理費の上昇を抑えた。
期間中に神奈川県を地盤とする子会社のエイヴイを含めて4店舗を新設(2店舗を閉鎖)した結果、9月末での店舗数は170店となった。
19年3月期通期の連結業績予想は据え置いた。営業収益は前期比3.6%増の4300億円、営業利益は1.9%の173億円を見込む。