ダイヤモンド・チェーンストア 2020年6月1日号『商品、サービス、立地…すべてが変わる! コロナ後のコンビニ』
ダイヤモンド・チェーンストア6月1日号の特集は、
「商品、サービス、立地…すべてが変わる! コロナ後のコンビニ」をお届けします。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、食品スーパー(SM)やドラッグストア(DgS)など食品や日用品などの生活必需品を扱う業態が大きく売上を伸ばすなか、コンビニエンスストアの業績が低迷しています。巣ごもり生活の長期化によって“内食回帰”の傾向が強まるなか、生鮮の扱いが限定的な点や、SMやDgSに対して価格競争力で見劣りする点など理由はさまざま。また、コロナ以前から店舗飽和化が指摘され、実際に大手各社で出店スピードを落としていたこともあり、今後の成長に黄色信号が灯っています。
しかしCVSは変化対応を成長源としてきた業態でもあります。今は厳しい局面に立たされていますが、コロナ禍、そしてアフターコロナの社会環境、消費ニーズの大変化が、CVSのビジネスモデルを進化させる可能性もあります。
本特集では大手各社の経営、商品、店舗開発の最新戦略のほか、繁盛店・実験店の現地調査、消費者購買データの分析、専門家の解説などを通じて、CVSの未来像を探ります。
今号ではこのほか、イオンとセブン&アイHDの2020年2月期決算総括レポートのほか、セブン&アイが発表した「首都圏食品戦略」の全貌を徹底解説。また、好評の「専門店フォーカス」では、300円(税抜)を中心とした価格帯の専門店「3COINS(スリーコインズ)」を取材しました。
5月25日、ついに全国で緊急事態宣言が解除されました。しかし、コロナ禍で変容したわれわれの生活様式が、コロナ前に完全に戻ることはないでしょう。働き方や買物の仕方は大きく変わり、小売業も従前のビジネスモデルを維持していては、顧客の支持を失いかねません。「ダイヤモンド・チェーンストア」では今後も、日本の小売業の変革を支えるべく、多種多様な情報をお届けしていきます。
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