キャッシュレス決済のポイント還元、約2ヵ月で780億円、加盟店登録は94万店
経済産業省は12月16日、キャッシュレス・ポイント還元事業に関する直近の状況を公表した。10月1日から11月25日までの約2ヵ月間で決済対象金額は約1.9兆円、還元額は約780億円となった。
還元額の内訳は、5%還元対象の中小・小規模事業者(個店)が約650億円で全体の8割を占め、2%還元対象のフランチャイズチェーン(コンビニエンスストアを除く)が約30億円、コンビニが約100億円だった。
キャッシュレス・ポイント還元事業は消費税率の引き上げに伴い、10月1日に始まった。加盟店登録の更新は12月21日が年内最後となるが、同日時点での登録加盟店数は約94万店となる見込み。
人口当たりの加盟店数は、北海道、近畿、中国地方が多い。経産省は今後、人口当たりの加盟店数が少ない地域を中心に同事業の周知を図るとしている。