中国自治体、食品価格高騰でこれまでに24億元の補助金支給=CCTV

ロイター
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マーケットで豚肉を買い求める人々
8月30日、中国中央テレビ(CCTV)は、中国の自治体は4月以降、食品価格上昇で購入が不可能な状況にある住民9000万人超に、約24億元(3億3837万ドル)の補助金を支給したと報じた。写真は安徽省にあるスーパーマーケットで豚肉を買い求める人々。2015年8月撮影(2019年 ロイター/Stringer)

[北京 29日 ロイター] – 中国中央テレビ(CCTV)は、中国の自治体は4月以降、食品価格上昇で購入が不可能な状況にある住民9000万人超に、約24億元(3億3837万ドル)の補助金を支給したと報じた。

CCTVは中国国家発展改革委員会(NDRC、発改委)の統計を引用し、新疆ウイグル自治区と29超の自治体が補助金を支給したと伝えた。

さらに、消費者物価上昇率が前年比3.5%に達するか、食品価格サブ指数の上昇率が6%に達すれば、政府はより包括的な社会支援制度を導入すると報じ、価格上昇が続いた場合の追加支援の可能性を示唆した。

中国の消費者物価は、主にアフリカ豚コレラの流行長期化による豚肉価格上昇と果物産地の干ばつから、7月には17カ月ぶり高水準に上昇した。

7月は、果物価格が前年同月比39.1%、豚肉価格が同18.2%上昇した。

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